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書庫的ななにか

Archive2014年05月 1/1

ハローサマー。

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 マイクル・コーニイの「ハローサマー、グッドバイ」を読んだ。 河出文庫で出てからお気に入りの一冊で、久しぶりに読み返したのだが、やっぱりすばらしい小説だった。 恋愛小説であり、青春小説であり、SFであり、ファンタジックでもあり、そのどれもがすばらしい水準で展開されて、はじまりから終わりまで実におもしろい。 こういう、何歳になっても楽しめるような小説はなかなかない。めくるめく体験をありがとうございま...

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わすれもの

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 先日の記事で本の並びという実にどうでもいい話を書いていて忘れてしまったのですが、「上京したら~」という小説に関してすこし。 ほかの小説の感想やらメッセージやらでちらほら「なんで感想閉じてるの?」という疑問をいただいておるのですが、これはほかならぬぼくの身辺がちょっと忙しくて、いただいた感想すべてに返信することがむずかしそうなので閉じさせていただいております。 誤字脱字報告もありがたいのですが、な...

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悪魔の卵

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   悪魔の卵  0 悪魔を作れ。 そいつは天使にもなるだろう。  1 須賀谷樹雄が精通したのは十三歳の夏で、その年の冬には樹雄はありとあらゆる性の味を知っていた。 樹雄は彫刻のような少年だった。 肌は大理石のように白く、青く、透き通り、冷たい質感を湛えている。そこに人間的な隙はない。皺やほんのすこしのにきびもなく、ほとんど非人間的なほどに整っている。もし彼がほんとうに彫刻で、なんらかの芸術家の手...

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ツキイチ。

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 そんなつもりもないのですが、月一ブログになりつつある昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 そもそもなぜブログを書かないか、と考えてみると、答えは単純で、書くことがなんにもないからなんである。 日常生活でおもしろい出来事はそうそう起こらず、アイドルのように「今日は○○へ行ってパフェを食べましたはあと」みたいな内容にするわけにもいかず、なに書こうかなー、なんか書かないとなーと思っているうちにこんな...

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